筋トレ考察シリーズ①懸垂とラットプルダウンの違いは?

脚が地面につかない高さのバーにぶら下がって行う懸垂と、
下半身を固定して、バーを自分側へ引き寄せるラットプルダウンマシン。

ウエイトトレーニングの種目として、どう違うのか?
おすすめな使い分けについて、ご一緒に考察していきましょう↓↓↓


まず、懸垂もラットプルダウンも、鍛える部位は同じです!

・広背筋(背中の外側)
・大円筋(肩の付け根)
・僧帽筋(背中の中央)
・上腕二頭筋(補助)

バーを握る手幅、順手か逆手か 肩甲骨の動き などで、ターゲットとなる筋肉が変化していくというのも、それぞれに当てはまる点です。

では違いを挙げるとすれば、なんでしょうか?

一番の違いは、懸垂だと自分の体重をウエイトとして利用しトレーニングするので、重さの調節が難しい! というところです。

ラットプルマシンは、ウエイトの調節がワンタッチで行えるので、自体重で懸垂が出来ない人でも、懸垂と同じ動きでトレーニングできます。

もう一つ挙げると、懸垂は背中以外の筋肉も使うことのできるトレーニングである言えます。
ラットプルマシンは下半身が固定されているので、背中だけに負荷をかけられます。

懸垂が、バーにぶら下がった状態で動作し始めるので、姿勢を保つための腹筋
の力、バランスをとるための脚やお尻のキープ力も必要になるので、
全身運動が可能な種目と言えるでしょう^^

では、懸垂とラットプルダウン、どのように使い分けするとよいのでしょうか。

まず、トレーニング初心者の方は、重さの調節ができるラットプルダウンから始めましょう!

適切なフォーム、背中の筋肉でバーを引き寄せる感覚が身について、自分の体重の7~8割くらいのウエイトでできるようになったら、懸垂をトライしてみましょう!

トレーニングのバリエーションを増やしたい方は、懸垂で筋力を伸ばしながら、

中盤以降はラットプルマシンで、バーの持ち方やシートの座る位置などを調整して、様々な角度から背中の筋肉を刺激してあげましょう。

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