人気トレーニング考察その① サイドレイズ




こんにちは!
今週からまた新企画として、人気なトレーニングのやり方と効果について考えていきたいと思います^^

同じトレーニングでも、人によってフォームや軌道が異なったりするものがあります。
今回は、肩のトレーニングの人気種目であるサイドレイズについて、
トレーナー及川が考える理想的な方法と考え方を紹介していきます!

サイドレイズは、腕を曲げる?伸ばす?


まず、サイドレイズというトレーニングについて紹介します。
左右の肩を覆うように付いている三角筋は、様々な角度から鍛えることが出来ます。
特に三角筋の横側を大きくすると、正面から上半身を見た時のシルエットが大きく見えます!

ダンベルを左右の手に持ち、両外に振り上げて肩に負荷をかけるシンプルな動きですが、
人によって、腕を曲げて行なったり、ピンと伸ばして動作する方がいます。

どちらの動きが三角筋のトレーニングとしてよいのでしょうか?

腕の曲げ=重りの距離


三角筋中部(横)は、体の両外へ肘が開いた時に収縮します。
腕を曲げても伸ばしていても、肘が外へ開く軌道であれば、肩に刺激は与えられます!

腕の曲げ伸ばしは何に関係しているかというと、
対象部位と重りの距離に関係しています!

腕を曲げると、肩と重りの距離が近くなるので、腕を伸ばして動作するよりも軽く感じる→
より重い重さを扱えます。




しかし、腕を曲げることで重りの軌道が短くなることにより、
肘を上げた時に、肩甲骨が上がりやすくなります。
重い重さを扱える代わりに、僧帽筋も一緒に働きやすくなるのです。

一方、腕を伸ばすやり方では、肩を中心に振り子のように上げられるので、
肩がすくむことが少なく、三角筋のみに刺激を与えられます。
また、少ない重量でしっかり効かせられるという面で、怪我のリスクが少なくなるかと思います。



サイドレイズの理想的なやり方は?

では、腕を曲げる・伸ばす どちらがよりよいフォームかというと、、、

どちらも正解かと思います^^

トレーニング初心者の方や、肩トレが上手くできない方は、腕を伸ばした姿勢でのサイドレイズをすると、軽い重さでも肩への刺激を感じやすいと思います。

肩への効かせ方が分かってきたら、腕を曲げた姿勢のサイドレイズもトライしてみましょう。
ダンベルや重りを上に持ち上げるのではなく、肘を遠くに振り上げる軌道を意識する事で、
僧帽筋の関与を最小限に留めることが出来ます。

ちなみに、私はどちらのフォームかというと、
サイドレイズを行なう前に、ショルダープレスやアップライトローなど、
腕の曲げ伸ばしが動作として入っている肩のトレーニングをやるので、
より鍛えたい筋肉をピンポイントで追い込むために、ほぼ腕を伸ばすフォームを選んでいます^^

シンプルでも奥が深いサイドレイズ、ぜひチャレンジしてみてください^^


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